再会

都内から電車に揺られる事1時間とちょっと。大きな川を何本か渡り、私はその郊外の町へと降り立ったのでした。

「暑~い!」照りつける日差しの中、久々に訪れたこの町はあまりにも様変わりしていて、まるで初めて訪れる場所のようでした。「私が10代の頃を過ごした町の姿は、もう私の記憶の中だけにしか存在しないんだ・・・。」そう思うと何だか急に淋しくなってしまいました。

先週の土曜日。私はアメリカから一時帰国してこの町に戻って来ている友達を訪ねて、何十年かぶりにこの場所に戻ってきたのでした。彼女に会うのは8年ぶり、そして彼女の子供たちに会うのは初めてです。

彼女とは小学校から高校までずっと一緒で、当時住んでいた場所もご近所。たぶん親兄弟よりも長い時間を彼女と共に過ごしたのではないでしょうか?悪い事も良い事も、そして悲しい時も嬉しい時も、常にいつも彼女が一緒でした。

そんな彼女ともしばらく音信不通になっていたのですが、偶然にも昨年mixiで再会し、そして今年ようやく8年ぶりの再会が実現したのでした。

久々に会う彼女の目じりにはずいぶんと小じわも目立つけど(お互い様ですが)、日に焼けたその笑顔は当時のまんまです。束の間、私たちは高校生の頃に戻ったかのように、はしゃぎ、笑い、それはそれは楽しい時間を過ごしたのでした。お互いぜんぜん違う道を歩き、長い間遠く離れて過ごしていた事が、まるで嘘のようです。

別れ際、私たちは「また会おうね。」と駅のホームで握手をして抱き合い、電車の窓から彼女が小さく見えなくなるまでずっと大きく手を振り続けました。また会う日がいつになるか分かりませんが、できたらまたすぐに会いたいです。彼女は翌日、成田からアメリカへ帰っていきました。

Wholefoods 彼女がおみやげにくれたWHOLE FOODSのエコバック・・・青リンゴがかわいい。

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One Chance

昨夜彼が「実は君に見せたいビデオクリップがあるんだけど・・・。でも君がそれを好きかどうか、ちょっと自信無いんだな~。」と少し躊躇しながら言ってきたのでした。

そのビデオクリップとはイギリスのBritain's Got Talentというテレビ番組の過去に放送さらたものでした。これはいわゆる素人オーデション番組なのでしょうか?この手の番組だと日本にもその昔スター誕生なんて番組がありましたね(古過ぎ?)。

その番組に、ある一人の冴えない風貌の男が参加者としてやってきてオペラを歌うと言うのです。ちょっと自信なさげなこの男、本当に大丈夫なんでしょうか?みんなの笑いものになるんじゃないかと人事ながら心配になります・・・。

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新たなスタート

Sketch1 色々ありましたが、彼は今日から新しい会社へ出社しています。

会社へは自宅から車で45分ほどかかるそうです。

昨夜は「あぁ~、明日からまた6時起きだよ~、嫌だなぁ~。この一ヶ月、家でゴロゴロ出来てとっても楽しかったのになぁ~!」なんて平和な事言ってました。

あれだけ大騒ぎして、夜も眠れず、食べ物も喉を通らなかった日々は、数日後にはすっかり忘れ去られている様子で・・・私は呆れるのを通り越して思わず笑ってしまいました。

彼はいつも聡明で強くて頼もしい存在であり、またある時は無邪気にはしゃぎ回る小学生の男の子のようであり、そして時々とても気の弱いひどくネガティブな暗い男になります。

そんな愛する私の彼は「職場では一体どんな人物なのだろう?」何となく彼と同じ職場で働いてみて、彼を客観的に見てみたいところですが、それは所詮無理な話。

とにかく新しい職場でいち早く彼の居場所とヤリガイを見つけてくれる事を願って止みません。。どうか良い上司に恵まれますように。どうか素晴らしい同僚に恵まれますように。そしてどうか彼の持ち味を充分発揮出来るチャンスにめぐり合えますように。。

私ったら・・・何だか息子が初出社する日の母の心持であります。

(写真をスケッチ風に変換できるSketch Generatorで彼の写真を勝手にスケッチ風にしてみました。。。)

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私のとっておき癒し空間

私の部屋の横にある殺風景なベランダをどうにか癒しの空間に変えようと、少し前から奮闘しています。先週ネットで買った白い木製のフェンスが届いたのでさっそく取り付けてみたら・・・なんだかちょっとだけオシャレになりましたよ。

P7130082 しかし・・・近所の家々に張りめぐらされた電線やらアンテナがやっぱり殺風景です。

またコンクリートむき出しの床にはウッドデッキか何かをを敷きたいところですが、我が家のベランダは屋根が無くて雨ざらし状態。それを考えると今ひとつ踏切れません。

でも今日のような真夏日になると床のコンクリートが焼け付くような暑さで、植物にとっては過酷な環境・・・何とかしたい!・・・と、まだまだ改良の余地はたくさんありそうなベランダなのですが、それでも西日が傾き始める頃になると、灼熱だったベランダにも涼しい風が吹き、小さな椅子に腰かけて本でも読めば、何だか自分専用のカフェにでもいる気分でとても快適だったりします。

そんな私のベランダに現在咲いている花たちは・・・左から、母の日の売れ残りで安く買った品種の分からないミニバラ、同じくミニバラのミミエデン、つるバラのサマースノー、ひるがお科のアメリカンブルーです。バラは放っておくとすぐに病気や害虫にやられてしまうので、定期的な殺虫剤や殺菌剤の散布は免れません。なのでベリー類のプランターとは離れた別の場所に置いて育てています。

歳を取ったせいなのか?はたまたベランダの花たちが気になるのか?最近の私はどんなに遅く寝ても必ず6時前に目が覚めてしまいます。

朝露にぬれて輝く花びらを眺めていると、心が洗われるようです。

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外国人との超遠距離恋愛 Vol.82

彼はドイツの有名企業B社に転職が決まったと聞いていたのですが、実はそれって彼の嘘でした。内定をもらった後にB社は大々的なリストラを発表。その後B社の人事や組合の働きかけで何とか契約できる方向で話は進んでいたのですが、努力の甲斐も無く・・・彼の採用は最終段階で承認が下りなかったのだそうです。

彼は前の会社もすでに退職しており、同時期にオファーをもらっていたA社も断ってしまったので・・・B社に蹴られてしまった時点で完全に職を失った状態でした。そんな情けない、運に見放された姿を彼は私に見せたくなかったのかな?

「君にこの話をしたらきっと僕と一緒に悩み苦しんでしまっただろうから。」・・・確かにその通り。この数日間、彼は私に笑顔しか見せなかったのに。残業で帰りが遅い私を気遣い、私のくだらない話に付き合い笑っていたけど、その影でひとり苦しんでいたなんて・・・。

この窮地を何とかしなくてはと必死に行動したのでしょうか。なんと、彼はすでに断ってしまったA社に出向いて事のすべてを話し、A社もまた事情をよく理解して彼を再度雇用する事になったのでした。

すべてが決まった今日、彼からその話を聞きました。

二転三転した今回の彼の転職騒ぎでした。これに懲りてもう軽はずみな転職はしない、そう彼が思ってくれる事を期待しつつ・・・今夜は彼の再出発をビールで乾杯しました。

彼の初出社は来週月曜日だそうです。

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