ウィーンでお買い物
旅行の楽しみといえば現地でのお買い物もそのうちの一つ。日本では買えない物、日本には無いお店、その土地ならではの物。本当ならば自分の足で歩いて探して気に入ったものを見つけるのが一番の喜びだと思うのですが、見知らぬ土地で、しかも限られた時間内にそれを行うのはほぼ不可能。
ということで今回はお買い物ガイドとしてこちらの本を参考にウィーンの町を歩いてみました。
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ウィーントラベルブック 著者:塚本 太朗 |
と言っても今回移動の多い旅の中でウィーンでお買い物ができる唯一の時間は最終日の午後のみ。しかも予定では3時からお店が閉まる夕方頃までと本当にわずかな時間しかない。更には想定外の猛嵐(ヒョウが降った!)に遭遇したり、ウィーン市内の道が想像以上に混んでいてなかなかホテルに到着できなかったりと、諸々の事情が重なり結局ウィーンでのお買い物がスタートしたのは午後5時過ぎてからでした。
事前に行きたいお店を何件か絞っていたのですが、時間の関係で更に絞られ、結局行けたのは2件のみ。
まず最初の1件はVienna Bag。そのこだわり感のあるデザインとカラフルな材質に何故か妙に惹かれて、旅行前から購入することを決めていました。
さっそく彼と地図を頼りにお店の前にたどり着いたら・・・あれ?店のドアがすでに閉まっています。「営業時間6時までって書いてあるのにぃ~!うそつきー!」と半分泣きそうになり店先でうなだれていると、彼が店の裏手にまわり込み何やら店の中を覗き「たぶんまだ店は閉めてないよ。だって店の中にあるPCがつけっぱなしだもん。おそらく店主はちょっとどこかに出かけてるだけだから少し待とう。」と言うので、私たちはしばし店先で待つことに・・・。
すると彼の言うとおりじきに店主が戻ってきました。こんな時ほど彼が頼もしく思えてなりません。だってもし自分一人だけだったら諦めてさっさと店を後にしているもの。どんな時でも冷静沈着。これはまるで私に欠如しているものだわ~と感心することしきり。
それにしても店の商品には何一つ値札が付いてないし(時価?)、その店主もなんだかチョイ悪オヤジ風で信頼度低めではありましたが、必死にバッグの良さをアピールする姿は何故かバナナの叩き売りに匹敵するほどの芸風でした。グラスの水をいきなり陳列しているバッグにかけて見せて「ほーら、濡れてもぜんぜん大丈夫よ。」とか「この色はエレガントだよー。ほらね。女性にピッタリだ!」と女性風に(オカマ風に?)バッグを肩に掛け斜に構えて見せてくれたりと・・・。
どの色を買うかでさんざん迷ってしまいましたが、その店主や彼がすすめるピンク×パープルのコンビにしてみました。お値段もオンラインショップに載っている値段(175EUR)よりも安くて130EURでした。満足満足。。
さーて。のんびりはしてられません。チョイ悪オヤジの芸にすっかり気を取られて時刻はすでにだいぶ経過しています。次なるターゲットÖSTERREICHISCHEN WERKSTÄTTENへと急いで移動せねば。。
次のお店はウィーンでも大きな通り沿いにあるので難なく発見。早速お店の中に入ると・・・「あれ?」何だか場違いなくらい高級感あふれるお店。置いてある商品だってやけに高そうだし・・・店を間違えたかな?と額に汗してオタオタしてると彼がすかさず私のガイドブックを手に取り店員の元へ。とりあえず店は間違いなかったようです。それにしても彼が声を掛けた女性店員は自分の働く店が日本のガイドブックに載っていてとても感動している様子です。
「もし他にも見たい商品があったら、地下の倉庫に行けばたくさんあるのよ。遠慮なく言ってね。」とその女性店員は親切に言ってくれましたけど、すでにショーケースに陳列されている物を見ただけでどれを買っていいか迷いに迷って興奮状態だった私。何をそんなに興奮していたのかと言うとですね・・・コレですよ。ウォルター・ボッセという方が作ってる小さな小さな真鍮のオブジェ。
興味の無い人には「何でそんなものをそんなお金で買うの?」と思われてしまうかもしれませんが(少なくとも彼は最初心の中でそう思ったに違いない。。。)いい歳してこの小さな動物の置物が欲しくてたまらなかった。ちなみに職場の友人にも「できたら買ってきて欲しい。」と頼まれていたので(動物に関してもいくつかの指定があった。)狙いを定めるのに汗をカキカキ必死でした。
どれもこれも可愛すぎて一つを選ぶのに苦労しましたが、このサルと目が合ってしまったのも何かの縁だと思い、日本へつれて帰ることにしました(笑)。
通常、女性の買い物に付き合わされる男性って傍から見ても嫌々だったりつまらなそうだったり、、、なので彼に買い物を付き合ってもらうのはちょっと心苦しかったのですが、どうやら彼も一緒に楽しんでいる様子でしたので、これからは心置きなく彼と一緒にお買い物を楽しみたいと思います。
追記:そういえばカードでお買い物の際に自分の名前を漢字でサインすると、どこの店員も「ウォー。」と一瞬目を見開いて感動してくれました(笑)。


















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